前回から読んでね

ちぃ～す。NIXっす。

今日は昨日の続きっす。

それでは第2部っす。


ミッキーによる治世は長くは続かなかった。
辺境のスティッチ族の理由無き討伐をはじめとする
様々な政策は度重なる増税を生み、民を疲弊させた。

そして、ついにミッキーは古代の秘術により、
世界そのものを滅ぼそうとしていた。
それを止めるべく、ミッキーの元へ駆けつけた仲間たち。
ドナルド、グーフィー、ピノキオ。
世界は闇に覆われていた・・・


ド「なぜだ！なぜ、こんなことを！答えろっ、ミッキー！」
ミ「ドナルドか・・・。
　　私は気づいてしまったのだよ、この世界の無意味さに。」
グ「何を言っている！」
ミ「ミニーのいないこの世界など不必要だということだ！
　　だから滅ぼすのだよ。
　　怪鳥ウッドペッカーを召喚し、世界を炎で焼き尽くす！
　　その後、地上を水の底へ沈めるのさ。
　　これぞ、闇の秘術。
　　『究極なる魂の審判：アルティメットソウルジャッジメント』だっ！」
ピ「あなたほどの人がなんてことを・・・
　　今すぐに止めてください！今ならまだ間に合う！」
ミ「だまれ、木偶人形がっ！」
ピ「ぐはっ。」
グ「ミッキー！俺は友として貴様を止めてみせる！」
ミ「『友』だと・・・、犬畜生が笑わせるっ！」
グ「ぐぁぁ！」
ミ「さぁ、もうすぐだ。もうすぐ完成する。
　　(U)アルティメット(S)ソウル(J)ジャッジメントがっ！」
ド「もう元には戻れないのか、なぁミッキー・・・」
ミ「相変わらずの甘いな、ドナルド！
　　世界を救いたくば、私を倒すしかないぞ！」
ド「ミッキー・・・、許せっ！
　　秘剣フォントルロイスラッシャァァァーッ！」

ズシャァァァ

ド「！！
　　なぜ避けなかった、ミッキー！」
ミ「ありがとう・・ドナルド。
　　これでやっと・・ミニーに会える・・・
　　僕も・・・夢の国へ・・・」
ド「ミッキー、どうして・・・
　　どうしてこんなことを・・・！」
ミ「世界には・・・必要なんだ・・・
　　新しい・・英雄・・が・・
　　悪を倒した・・英雄が・・・
　　それに・・僕は・・今・・幸せなんだ・・・
　　だから・・そんな顔・・・するなよ・・・
　　あぁ、ミニー・・・いまそっちにいくよ・・・」
ド「ミッキィィィィィィィ！
　　ばかやろぉぉぉぉぉぉ！」

グ「これからが大変だな、ドナルド。
　　おまえはミッキーに託されたんだ、この国を。
　　俺ではなく、おまえが。
　　ドナルド、おまえはこの国の柱になれっ！」


グ「ところでドナルド。
　　いったいこの話は何だったんだろうな？」
ド「何だグーフィー、そんなの簡単なことだ。
　　会社の昼休みにこんなことを考えてるヤツは
　　よっぽどのピーターパンってことさ！」


～終劇～


ってことで、ディズニーランド25周年ですが、
NIXはサンリオピューロランドへ行ってみたいです。