夢の国

やぁ、僕NIX。みんなで踊ろーよ！（甲高い声で）

ってことで、今日で東京ディズニーランドが25周年だそうです。
おめでとうございます。

この25年間の間にいったい何度、

「いやぁ、子供にせがまれてディズニーランド来たけど、
　こりゃ出銭ーランドだな。」

というオヤジギャグが言われたことでしょう。

ってことで、25周年を記念してディズニーのキャラでお話を作ってみたよ。

題して

「テイルズオブディズニー」（ナ○コのゲームとは無関係です）

出演
　ミッキー　（ミ）（CV.福山潤）
　ミニー　　（ニ）（CV.久川綾）
　グーフィー（グ）（CV.置鮎龍太郎）
　ドナルド　（ド）（CV.緑川光）
　ピノキオ　（ピ）（CV.朴路美）
　プー　　　（プ）（CV.小杉十郎太）
　ティガー　（テ）（CV.千葉繁）

テーマソング
　「夢の国であるように」
　　　歌：DeeeeN


終章（いきなり）

　長い旅だった。
　旅の途中、いくつもの出会いがあった。
　そして、別れも。
　勇敢に散っていった大地の勇者シンバ・・・
　ピノキオに未来を託した大老師ゼペット・・・
　女剣豪スノーホワイトと七本刀・・・
　義に生き、義に死んでいった大盗賊アラジン・・・
　ファインディングされたニモ・・・
　他多数・・・

　気がつけば城を出発してから8つの季節が去っていった。

ピ「王子、見えてきましたよ。
　　あれが魔王プーの根城、100エーカーの森ですよ。」
ミ「ピノキオ、王子はやめろって言ってるだろ。
　　今の僕は王国三銃士の一人、雷鳴のミッキーなんだから。」
ピ「ごめんなさい、そうでしたね。では急ぎましょう。」
ド「これで最後か。俺たちのチカラ、見せてやろーぜ！」
グ「ドナルド、落ち着け。いかに俺たち三銃士といえど、
　　プーは強敵だ。油断せずに行こう。」
ミ「ミニー、君はここに残れ。
　　これ以上君を危険な目には遭わせられない。」
ニ「何言ってるの。私がいなかったら誰が回復呪文使うってのよ。
　　それに私だって弾よけぐらいにはなるわっ！」
ド「『君にもしものことがあったら僕は・・・』だろ、ミッキー。」
ミ「うるさいぞ、ドナルド！」
グ「まったく、こいつらは。」

？「はっはー！楽しそうだな、貴様らは！」
グ「何者だ！」
テ「俺様はプー様の右腕、人呼んで切り裂きティガーだ！」
ド「邪魔だ！はぁ！」
テ「なにぃぃぃ！」
ド「二度と会うことも無いだろう・・・」
テ「ひでぶぅ」

プ「ほぅ、ティガーを一撃とは、なかなかやるな。」
ミ「プーッ！」
プ「貴様が次期国王のミッキーか。どうだ、私の部下にならぬか？
　　そうすれば、世界の半分を貴様にくれてやろう。」
ミ「断る！」
ド「あぁ、お断りだぜ！」
グ「さぁ、行くぞ！」
プ「馬鹿めっ！消え去れ、ミッキー！」
ミ「くっ！」
ニ「あぶないっ！」

ドシュ！

ピ「あああっ・・・」
ミ「どうして、なぜなんだ！
　　ミニーーーー！」
ニ「言った・・でしょ・・・弾よけぐらいには・・なるって・・・、
　　大丈夫・・・あなたなら・・この小さな世界に平和を・・取り戻せる。
　　心配・・しないで・・・先に夢の国で・・待ってるだけだから・・・」


ミ「ミニィィィィィィィィィィィィィッッ！！！」
プ「おやおや、別のが死んでしまったか、まぁいいか、ふははは！」
ミ「プゥゥゥゥゥッ！貴様はぜったいにゆるさぁぁぁぁぁん！！！」

ミ「ウォールト流剣術ぅぅぅ、最終奥義ぃぃぃぃ！
　　大ぃぃ雷ぃぃ斬（山）んんん！！！」

・・・

こうして、長い旅は終わった。
ミッキーは英雄王として国民に迎え入れられた。
ドナルド、グーフィーは将軍の地位に就いた。
ピノキオもそのたぐいまれなる頭脳で王を支えた。

英雄王統治の元、国は栄えた。
だが、あの日以来ミッキーの笑顔を見た者はいない・・・

そして、３年の月日が流れた・・・

（コンナセカイナドイラナイ）

続く